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2009/06/29(Mon)04:01

青い春

Category[観た映画] Community[DVDで見た映画]Tag[★★☆☆☆ ] CM[0]TB[0]

青春映画好きでありながらあまりの評価の高さにビビって避けていた一本ですが、やっとみました。
最近「クローズ」だの「ドロップ」だのヤンキー映画が人気のようですが、その流れをたどるには避けて通れない「青い春」です。えぐいまでに青春。

レビュー:★★☆☆☆レビューの星について
青い春(DVD) ◆22%OFF!

三行あらすじ

不良たちがやりたい放題/落書き放題の天国・朝日高等学校。
無法地帯を仕切るのは、度胸試しのベランダゲーム(屋上の柵の外側に立ち、手をたたいた回数を競う)で一番回数が多い男と決まっている。
最高記録の8回をたたき番長となった九條と、その仲間たちのそれぞれの青春を描く。

まず最初に。全編とおして、エグいまでの暴力的表現があります。
R-15表記がなかったのが不思議なくらいエグい部類だと思います。
もともと私はそっち方面に対して耐性がある方ではないので、けっこうしんどい思いをしながら観ました。

ヤンキー校の中でも番長とその周辺を描いてるだけあって、無邪気にピュアに血が流れる。(そもそも番長って現代のヤンキー校にいるのかという疑問はさておいて)
話し合うまえにコブシがぶつかり、認めさせるために金属バットを振るう。
正直このへんは理解できる領域でもなく、かっこいいとも思えない。
暴力を描きたかったのではなく、暴力で語るしかない彼らの不器用さや刹那さや他のもろもろの映画だ。わかってはいるけど、痛い。
これもあって人にはまずおすすめしにくい映画。
決して美しい映画だとは思いません。ただ、間違いなく衝撃的です。

映画の作りは群像劇ではあるけど、不良らしからぬ飄々としたカリスマある番長・九條(松田龍平)と幼なじみ・青木の関係がメイン。
爽やかではないけれども互いにそれなりに信頼しあう友人関係であったのに、ベランダゲームで九條が勝ってから変化が始まる。
学校中に畏怖される番長と、その金魚のフン(と周囲に見られる)。
立場の変化に耐えかね、九條とぶつかる青木は物語序盤の無神経そうなのんきな少年ではなくなっている。
むしろ繊細すぎるくらいにナイーブなゆえに、九條を意識し対抗せずにいられないのだ。
物語終盤、九條は自分から離れた友人を追い屋上の階段を登る。他人を気にしなかった彼が、やっと追いかける立場になる。九條もやはり変わったのだ。
エンドロール直前で序盤の青木の映像が流れ、変化による対比をありありと強調する。
観ている私も九條と同じように、変わる前と変わった後の青木を思いながら、エンドロールを迎えました。
見終わった直後の余韻のやるせなさがとにかく異常です。

そのほか、甲子園を夢見たけどヤクザになった先輩の誘いにのる木村が印象的。
居心地のいい学校を望む九條や、将来を選びかねている雪男とは違い、彼は自分で「青春はここまで」と線をひいてしまったわけなんですね。
それしか本当になかったかなんて、多分思わない。後から振り返れば道は他にも色々あったかのように見えるかもしれないけど、そのときはひとつしか選択肢がないように選んでしまった道。
現在からかわるために未来を選んでしまう木村、待ち受ける未来の重圧に耐えかね現在を終わらせてしまう雪男。ただただ青春は刹那。

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