--/--/--(--)--:--

スポンサーサイト

Category[スポンサー広告]

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009/06/28(Sun)17:53

マルタのやさしい刺繍

Category[観た映画] Community[DVDで見た映画]Tag[★★★★☆ ] CM[0]TB[0]

ストーリーに引き込まれたいけど、ハイウッド大作のような仰々しさやフランス映画のような回りくどさはちょっと勘弁。
かといって邦画っていうほど日常まんまのもなぁ……という気持ちのときに見つけたのがこれ。
スイスの田舎町を舞台にした「マルタのやさしい刺繍」は、大げさじゃないけどミラクル。やさしいけど力づけてくれる、そんな映画でした。

レビュー:★★★★☆レビューの星について
マルタのやさしい刺繍(DVD)

三行あらすじ

スイスの山間の町に住むマルタは、長年連れ添った夫を亡くしすっかりふさぎこんでいた。
そんなマルタを、アメリカかぶれのリージ・富豪婦人だけど老人ホームになじめないフリーダ・車いす生活の夫を持つハンニら友人達が励ます。
その甲斐あってマルタは若い頃に抱いていた「ランジェリーショップを開く」という夢を思い出し、実現へ向けた日々が始まる。

四人のおばあちゃん(年齢上こう呼ばせてもらってもよかろう)達がとにかく素敵。
それぞれうまくいかない毎日を過ごしていたマルタ・フリーダ・ハンニが、自分のやりたいことやに気づいたり、互いに助け合ったりして絆を深めていく経緯がしっかり描かれている。
そしてキーパーソンであるリージ。登場人物の中で唯一最初から自分のやりたいことをやっていそうな彼女が、物語全体を通して牽引していってた。
保守的な町の中ででも友人を応援し続けるリージの強さには、物語終盤でマルタたちと一緒に涙してしまった……。
リージの姿から人生の儚さを表現しつつ、儚いからこそ「夢をあきらめない」というメッセージがより強く伝わってきます。

前半いかにもおばあちゃんなマルタの、随所で見せてくれるチャーミングさも素敵。
きれいなレースや生地を見てうっとりするのは女性なら共感できる(はず!)し、縫製が粗雑な既製ランジェリーをみて憤る姿もまたかわいらしい。そうだよね、「何かへのこだわり」が作る喜びや生き甲斐になるよね。とうんうん。
余談ですが私のおばあちゃんも洋裁をやっていて、70すぎた今も現役で針子仕事で店を開いています。おかげでマルタはどうしても他人(のおああちゃん)とは思えなかった!

閉鎖的な田舎町ゆえに老女が開くランジェリーショップへの風当たりが強い、というのがこの映画の逆境部分なのだが、ここはいまいちリアリティをもって理解できなかったなぁ。
いま私がすむ国や環境が、そういったマルタのような状況でもビジネスとして受け入れられそうな気がするからなんだけどれども、そう考えられるってのがやっぱり恵まれた環境なんだろう。
やりたいことをやれなかった女性達がそれでも夢をあきらめなかったおかげで、自由に生きることができる今の国の形や世代の姿がある。この映画はたまたまスイスのお話だったけども、日本でもたくさんの似たような女性達がいたんだろうな。そんなことをぼんやりと思いました。

Comment

  1. ただいま「非公開コメント」は受け付けていません。ご了承ください。

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Information

Archives

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。