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2010/03/30(Tue)01:27

パンズ・ラビリンス

Category[観た映画] Community[DVDで見た映画]Tag[★★★★★ ] CM[0]TB[0]

ジャンル表示は「ダークファンタジー」。
確かに全くその通り。ただし「ダークなファンタジー」なのか、「ファンタジーだけどダーク」なのかは観てみないとわからなかった。
私の結論としては後者。ファンタジーはエッセンスのひとつであって、ベースはあくまでダークです。ぶっちゃけ怖いよ!
パンズ・ラビリンス」観ました。


レビュー:★★★★★レビューの星について
パンズ・ラビリンス Blu-ray Blu-ray

三行あらすじ

内戦で父を亡くしたスペインの少女・オフェリアは、新たな父となったフランス軍大尉・ビダルのもとへ母と訪れる。
冷徹で残虐な父、妊娠中で体の弱い母、慣れない山中の軍事拠点と、つらい現実が少女をとりまく。
ある日そんなオフェリアの前に妖精が現れ、かつて彼女が王女であったという迷宮へと誘う。

このお話には二つの世界があります。
少女のいる世界と、少女がみた世界。
つらい現実から逃れようと迷宮の奥を目指す彼女、それにあわせるかのように一層厳しさを増す現実。
そんなダークな『現実』に取り囲まれながら憧れる迷宮の奥の王国は本当にあるものなのか。それともただの『ファンタジー(本当には存在しないおとぎ話)』なのか。
作中では、なかなかどちらとも判断しきれません。
この映画の観客ひとりひとりが、物語の中の恐怖を・内戦中の厳しい世界の閉塞感をオフェリアと一緒に味わって、そして最後のシーンを見届けるまでその判断はつかないでしょう。

ファンタジーという言葉に日本人が抱くイメージとは裏腹に、全編通しておぞましいシーンがいっぱいです。
ファンタジーサイドでの奇形チックなクリーチャーや、現実サイドの拷問シーン。怪我の描写。あっ 昆虫嫌いの人もまずダメだと思うので心当たりがある人は無理しないように。
クリーチャーの造形も独特というが、何ともまがまがしいデザインを考えついたもんだと本当に感心します。
そんな不快なシーンがなんでこんなにあるかというと、少女オフェリアの心情と置かれた世界がそういった厳しいものだからだろう。
いや、ほんとうにグロテスクと拷問(こっちは直接的なシーンはないけど、直前と直後はばっちり)はどっちかにしてくれと思いました……。何度もいうけど痛いシーンはいやなんですって!

と、観ているだけでもなかなかしんどい現実サイド。
その中でオフェリアが臨月の母のおなかに耳をあてておとぎ話をきかせるシーンや、大尉に使える女性・メルセデスと話すシーンはほっとします。
そしてオフェリアが最後の試練で[弟を迷宮の生け贄に捧げろと言われた]ときには本当に焦りました。
オフェリア自身が彼女の選択を「間違ってなかった」と思っていることがわかる最後の試練の続き。
つらく厳しい世界に別れを告げる方法は観ていて途中からうすうす気づいてましたが、そこから続くラストは悲しくもきれいでした。

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