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2009/11/13(Fri)01:05

ショートバス

Category[観た映画] Community[映画★★★★★レビュー]Tag[★★★★★ ] CM[0]TB[0]

私が高校生のとき見て強烈な印象に残った映画として「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」がありますが、その監督の5年ぶりの作品とのことでチョイス。
前作のお話は正直あまり覚えていなく、ただただ強烈だったという記憶だけ残ってますが、それを上回るインパクトでした。
ショートバス」観ました。


レビュー:★★★★★レビューの星について
ショートバス/スックイン・リー[DVD]【返品種別A】

三行あらすじ

オーガズムを知らないセックス・セラピスト、それぞれ別のパートナーを探そうとするゲイのカップル、敏感なSM女王様。
9.11後のニューヨークの片隅のサロンに、許しを請うように集まる人々。
それぞれが知り合い少しずつ関わり合うことで、前進しようとする物語。

ジョン・キャメロン・ミッチェル監督自身の言葉に刮目。
「全ての芸術やエンターテイメント作品は愛について、もしくはその不在についての物語です。」(公式サイト「John Cameron Michell」より引用)
そしてこの映画のテーマも例にもれずその二つ。
テーマを語る言語としてセックスを選んだおかげで、フィルム中刺激的な映像でいっぱいです。
でもその強烈なインパクトを包み込むような、優しい空気が全篇とおして流れているような。
だって、登場人物みんな優しいんです。
で、みんな何か足りないものを探してるんです。
彼らが抱える傷をいためないように、癒すように、あたたかな羊水で満たしてあげる。
そういう空気をこの映画の「ショートバス」が持っている。

まー、表現としては直接的なセックスシーンや、そのわりファンタジーな風景描写(海辺のベンチでソフィアが一昼夜オナニーするシーンはこちらも本当どうしようかと)があるので、万人向けではないことは確かです。そこだけ見ればポルノです。
でも劇中歌や登場人物のセリフがそのままダイレクトなメッセージになっているので、一回通して見ればわかりやすい。わかりやすく作ってくれてる、というべきか。
(この手の映画はやろうと思えばいくらでもわかりにくく作れてしかもそれを売りにもできるタイプだと思うので、それでもあえて大衆向けであろうとした監督の心意気を感じます)
なにより登場人物達の抱える痛みや悩みがけっこうあるある系というかなんというか、もにょもにょ。大きな声で同意はしにくいけど、共感できる人が劇中の中でひとりは出てくるんじゃないかな。
何度も繰り返しますが、映像は刺激的。
一緒に観る相手は厳選したほうがいい。誰と観たらいいか迷ったら一人でみた方がいい。まちがっても家族団らんの場で見始めないこと。(しょっぱなから飛ばしてますから)
でも見終わったら何だかこちらも優しい気持ちになってくる、はず。そんな不思議な映画。

しかし音楽がどれもいいんだよなー。すごくいい。
あるときはシーンの背景で密やかに、あるときは登場人物に代わって心情を歌い上げ。
やさしい音楽とやさしい歌詞にぐっときました。(もちろん英語ですが歌詞字幕出ます)
特にラストの曲がまさにこの映画に与えられる「許し」を歌っていて、ぶっちゃけこの歌きいちゃえばこの映画は百数十分かからなかったんじゃ?と一瞬思ったほど。もちろんそれまでの経緯をみているからこそ歌の良さが染みるんですけどね。
これはひさびさにサントラ買おうかな。

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