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2009/09/18(Fri)00:58

天然コケッコー

Category[観た映画] Community[映画★★★★★レビュー]Tag[★★★★★ ] CM[0]TB[0]

DVD借りてからかなーり寝かせてしまって、夏のうちにみるつもりが若干時期外れに。
でもでもそれでも大満足!もともとひいきの山下監督の作品なので期待大でしたが、期待を上回る勢いで「イイ!」と言える一本。
漫画家くらもちふさこの同名作を映像化した、「天然コケッコー」です。


レビュー:★★★★★レビューの星について
天然コケッコー(DVD) ◆22%OFF!

三行あらすじ

小学生と中学生が全校生徒合わせて6人、そんなど田舎で暮らす14歳・右田そよ。
のんきに過ごしていた彼女(たち)の学校に、ちょっとクールな転校生・大沢広海が東京からやってくる。
友人たちもいる夏の日や、念願の東京への修学旅行を経て、ふたりの距離は少しずつ縮まっていく。

全体にもうきゅんきゅんしてたまらない。
もちろんそよ(夏帆)と大沢(岡田将生)の二人にもきゅんとするのだけど、生まれそだった村ののどかな風景やそこで暮らす子どもたちの無邪気さ。友人とのすれ違いや、進路で悩む姿。
何なんだろう!そもそもこんな甘酸っぱい記憶が自分に実際にあったは別として、懐かしいような、どこかでおいてきた忘れものの残り香のような。
居心地がいい気まずさ。まだ思春期にもならない、成長途中の不完全な姿。
昔の人の言葉に「小さきものはみなうつくし」とあるように、未熟なそよと大沢と二人をとりまく全てのものがうつくしい!

最初のキスはそれはもうキスじゃないわけです。
大沢のジャケットがなくても、何かのきっかけでまた交換条件のネタにされかねない程度のキスな訳です、ふたりにとっては。
キスというものがあるのは知っていてもそれに伴うもろもろモヤモヤに直面していない(特にそよは)わけで、よけいにラストシーンのキスが響く。
薄暗い教室の中で、照れながらもそよの情熱のかけらが垣間見えるシーン。
ゆっくり慈しんできた恋の芽が一気に芽吹き、大輪の花を咲かせるくらいのインパクトが
ありました。
大人になったのね、そよちゃん……。
親のようで友達のようで、不思議にせつない観客側の興奮は、続く黒板キス(これは間違いなく夏帆のこれからの芸能人生のなかでもベスト10には入るカット)で絶頂を迎えます。
今まで過ごしてきた環境の象徴である学校への別れの意味はもちろんですが、直前の大沢の台詞により、次のキスへの練習をしているようなそんな大人びた理由にも想像できる。
そしてそんな理由が似合うような「恋を知った」女性であるそよが、幼い自分への別れを告げるような風にも見える。
四季を追うごとに変わっていく女の子の儚さが凝縮された横顔でした。

最後まで深く言及されなかったエピソードに、右田父(佐藤浩市)と大沢母(大内まり)の一件がありますね。
あれは浮気だとしても何かの間違いだとしても、きっと右田母(夏川結衣)にとっては変わらない(そもそも知らなければ浮気だとしてもそれは存在しなかったのと同じだし)。
ただあの父をみたことによって、そよの中に疑心が生まれる。これもそういった思春期へそよを連れて行くきっかけのひとつな気がします。
ある日なぜか父親が「男」だということに気付いてしまう時期ってあるんだよ。多分みんなある。あるでしょ?

少女から女性への過渡期まっただ中なそよもすばらしくかわいかったのですが、本当にイケメンで意外に手がはやいというギャップの大沢くんもまさに少女漫画から具現化してきたような最強ぶりですね。
そよは友人をつい傷つけるようなことをいってしまう自分に悩んでいたり、上記のとおり最強モテ系中学生である大沢も友人に見栄をはってボロを出したり。
どちらも完璧じゃない、未完成な存在。
二人の姿がまぶしすぎて、もうどうしたらいいのかと思いました。正直萌えた。

さてさてこの映画は例によって山下監督の作品であるからというのと、主題歌のくるりにつられて観たものでした。
終わってみて感動にうち震えながら公式サイトを見に行ったら、脚本の渡辺あやさんはメゾン・ド・ヒミコの脚本も手がけた方とのこと。
これはかなり好きな予感。しばらく意識して渡辺さんの他の脚本のものもみてみようと思いました。
「好きな映画監督」以外に「好きな脚本家」も見つかりそうで、そういった意味でもうれしい出会いの一本でした。

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