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2009/07/14(Tue)00:45

サガン - 悲しみよ こんにちは -

Category[観た映画] Community[映画館で観た映画]Tag[★★★☆☆ ] CM[0]TB[0]

偉人伝的というか、誰かの生涯を辿るような映画はあまり見たことがありませんでした。
「誰かが実際に生きた話」なのに、監督なり脚本家なりのフィルターを通したうえで「ノンフィクションです」と伝えられるのに違和感を感じるので。
今回の「サガン - 悲しみよ こんにちは - 」も、ロマンチックなものが好きな友人に誘われなければ観ることがなかったんだろうけど、なかなかどうして共感できてしまった。
内容が内容なので詳細にどの辺りにシンパシーを感じたのかは、あえて考えないようにしています……。

レビュー:★★★☆☆レビューの星について
サガン ~悲しみよ こんにちは~(DVD)

三行あらすじ

18歳で世界的ベストセラー「悲しみよこんにちは」を書いたフランソワーズ・サガン。
彼女の輝かしい作家デビューから始まる人生の夏、愛する友人たち、ふたりの夫とひとりの息子。
コカイン中毒や実の兄との不仲も経て、彼女が感じた「悲しみ」とは。

奔放に生きるには、何かを失わなければならない。
もしくは、何かを失っているから奔放でいられるのかもしれない。
彼女の生涯をスクリーンで観ながらそんなことを思いました。
若き作家サガンのまわりには愉快な友人たちや素敵な恋人がいつもいて、皆彼女を愛してる。でもなぜか誰もずっとそばにはいてくれない。
つのっては紛れて、を繰り返す孤独感は観てる側も切なくさせます。
サガンの人柄が魅力的なだけに、彼女に訪れない幸せに焦れる。
焦れに焦れてエンディングで出てくる彼女自身が書いた墓碑銘。あそこが確かに映画のクライマックスで種明かしだったんじゃないかなぁ。
孤独を知り尽くしたサガンが死を目前にして、自身の死ですら自分ひとりのものであると宣言したわけで、最後に世界中のファンやかつて愛した人たちへ見せた(皮肉まじりの)孤独感の告白なような気がします。

この映画を観た日は公開からひと月ほども経ち、劇場内には若い頃にサガンを読んだのであろう壮年の方々がぱらぱらと。特に五十代くらいの品の良いご夫婦連れが多かったような気がする。
お互いゆっくり年を重ねて、比較的涼しい休日の午後に一緒に劇場へ足を運ぶような。サガンにそんな愛があれば、彼女の墓碑銘はまた違う言葉だったんだろう。

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