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2009/07/05(Sun)18:27

落下の王国 - The Fall -

Category[観た映画] Community[DVDで見た映画]Tag[★★★★★ ] CM[0]TB[0]

これ公開当時しらなかったなぁ……。
劇場の大スクリーンでみたらどんなに凄かったことだろうかと、悔やまれます。
ブルーレイでも見る価値があるかもしれない(ブルレもってないけど)、「落下の王国 - The Fall -」です。

レビュー:★★★★★レビューの星について
ザ・フォール 落下の王国 特別版

三行あらすじ

五歳の少女アレクサンドリアが病院で出会ったのは、大けがで入院している青年ロイ。
自殺願望を持つロイは暇つぶしがてら、即興の物語をアレクサンドリアに話し始める。
登場人物が皆どこか現実の誰かに似ているその話に、ハッピーエンドであってほしいと願うアレクサンドリアであったが……。

正直あまり期待していませんでした。
映画自体のバックグラウンドや公開当時の評判も全く知らず、ただタイトルとパッケージからアート寄りの雰囲気で進める系だろうな~と思ってました。
結果、もちろん演出や衣装などから予想してたようなアート臭はあったのですが。

描写のきれいさに、感動してしまった。

壮大に広がる砂漠や、人気のない孤島。欧州風の白い城壁が連なる町並み。
ストーリーが進むごとに出てくる様々な表情の背景が美しい。
これロケしたの?スタジオなの?あ、今のは合成っぽかったよね?などいろいろ考えながら観てるんだけど、これでもかこれでもかと繰り出される圧倒的なロケーションに、そのうち考えるのを放棄しました。
あとになって調べてみたら、ロケ地24カ国(世界遺産を含む)、製作4年だとか。
こりゃー 素材探しだけでそうとうかかっただろうと……。
そんじょそこらの「環境映像」よりも鮮明で印象的なのは、ドラマティックをエッセンスとして持つ「映画」だからか。

ただ、そこまでロケ地に徹底していながら、衣装やキャラクターメイクはファンタジー風味。
正直、画面内からもちょっと浮いている。
ただそれは五歳のアレクサンドリアが想像する「壮大な物語の登場人物」であったから、だと思います。
わかりやすーいヒーローがいて、悪い王様を倒しにいく。そんな陳腐な物語のオチを信じて、ロイの話を聞き進めるんだけども……。
とにかく、いかにも子どもの想像な(作り物っぽい)キャラクターたちと、その背景となる壮大な映像のマッチングがこの映画のキモです。
このふたつの違和感を受け入れられる人なら、きっとこの映画自体も気に入るんじゃなかろうか。

そう、その壮大な世界描写も、アレクサンドリアの想像の世界だとしたら。
だってロイは大けがを負って失恋もして、自殺願望に苛まれている状態なわけで。
そんな状態だったら世界のうつくしい側面なんてみれないだろう。
ロイが語る言葉からアレクサンドリアが拾って返し、そうして物語を共有していく。
そういった信頼関係を裏打ちするような、病院内のシーンもとても好きです。
女優自身も当時五歳であったというアレクサンドリアの無邪気な、本当に久しくみることがないような子どもらしさ。その仕草。
恋に破れ、絶望をかかえる青年ロイのへたれ感すら漂う弱さ。大人らしい自分勝手さ。
映画の中の二人の結末も、そりゃ陳腐ではあります。読める展開。
それでもいい、素直に「この結末でよかったな」と思えるのは、序盤から終盤にかけてじっくりと二人に惚れ込んでしまったからにほかなりません。

観終わってから公式サイトを見に行って、キャッチコピーのしっくり加減に感動しました。
映画の内容を凝縮してきれいな言葉で包んだ、いいキャッチだと思う。
「二人で作った物語の中の 英雄たちが教えてくれた
絶望の淵に落下しても
生きてさえいれば この世界は美しい」

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